家庭でのバスの普及で、他人とお風呂に入る機会が減ってきました。
ここで入浴の作法と心得をもう一度確認してみます。
1.「下湯」の作法
浴槽に入る前に身体を流しましょう。 家庭内のお風呂の普及で、流さない若い方が増えています。浴槽内の温泉は、汚さな いことがマナー。 昔は「下湯を使う」と云いましたが、これは掛け湯をして下半身を洗うことを指して います。雑菌を洗い流すということですね。
2.「跳ね湯」の作法
なるべく低い姿勢で湯をかける。周囲にお湯が飛び跳ねますからご注意。 最近は、ほとんどシャワーが付いていますが、少しお隣に気を懸けてお使いください。
3.「隠す」作法
あなたは隠す派、隠さない派? 昔は隠すのが作法ですが、最近は自信のある方が増えたせいか、半々ぐらいになりま した。 とくに、若い女性が大胆になったというのが、もっぱらの評です。 伝統は、もちろん「隠す」です。
4.静かに温泉を楽しみましょう
温泉はもともと静かに、お湯と皮膚が一体化するまで入ったもの。この状態を「極楽 、極楽」といいます。決して、泳いだりしないでくださいね。 だから、ジャグジータイプのお風呂は、実は本来の温泉の入り方ではありませんね。 医療として温泉を考える欧州型、お湯と人が一体化する伝統的日本の温泉。 あなたは、どちら派。
5.温泉場の浴場は湯を楽しむことが一義です。身体を洗い清潔には従
ここらが、温泉の重要なところで、最近忘れられていること。お風呂は清潔さを保つ ことが今とても重要なことと思われていますが、温泉は清潔さより、湯を楽しむのが 大切です。 じっくりお湯と交わってくださいね。
6.タオルは浴槽の中にひたさない
タオルなどは湯につけません。男性なら頭に乗せる。 バスタオルなどを巻いて入る修学旅行生の話しが当たり前のように云われるこの頃、 是非家庭でこんなことは教えてください。 露天風呂に入るのに「湯浴み着」を作った旅館もありますが、これは邪道。別府では ありません。
7.「危険」、温泉浴場は滑りやすいもの
温泉の成分が付着したり、とくに温泉は滑りやすくなっています。 浴場の石や木部の部分は、とくに滑りやすいのでご注意ください。高齢者の方 はとくに足下に注意、子供さんは走らないように。 石と木、両方の素材で造った床は、滑り方が違うのでとくに注意。
8.「危険」、飲酒・酩酊入浴は禁止
適量以上のお酒を飲んで入浴すると、とても危険。どの旅館でも、必ず飲酒入浴中の 転倒や心臓発作で、救急車にお世話になった経験があります。
9.サウナのご使用はご注意を、あまり長く入らない
サウナに慣れない方、サウナ・ビギナーもつい入ってしまう旅館のサウナ。時計のな い所もあるので、ご注意を。